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J.M.Labruyere（ラブリュイエール）のシャンパン評価ガイド

J.M.Labruyere（ラブリュイエール）の評価

ラブリュイエールがリリースしている4種類の銘柄「Prologue」「Page Blanche」「Anthologie」「Paradoxe」はすべてパーカーポイント90を超えており、全体的に高い評価を受けています。

種類（銘柄）	ヴィンテージ	パーカーポイント
Prologue	NV	92
Page Blanche	NV	91+
Anthologie	2018	93
Paradoxe	2016	93

J.M.Labruyere（ラブリュイエール）の種類

「ラブリュイエール」は次の種類のシャンパンを提供しています。

ヴィンテージ	種類（銘柄）	ブレンド比率	ドサージュ	平均樹齢
NV	Prologue	PN:69% CH:31%	0.8g/l	35年
NV	Page Blanche	CH:100%	0g/l	50年
NV	Anthologie	PN:90% CH:10%	1.6g/l	35年
2016	Paradoxe	PN:100%	0g/l	32年

＜ブドウ品種の表記＞
PN＝Pinot Noir（ピノノワール）
CH＝Chardonnay（シャルドネ）

Prologue
（プロローグ）

「プロローグ」はラブリュイエールのスタンダードシャンパンです。
2018年ヴィンテージをベースとしたNV（ノンヴィンテージ）は、ピノノワール69%、シャルドネ31%のブレンド比率で構成、0.8g/lの低ドサージュで造られます。
柑橘と赤い果実の風味が漂うフルーティな芳香、優しい酸味と焼いたパンのようなトースト香が印象的です。
バランスがとれた味わいは、食前酒からデザートまで幅広いタイミングで楽しめます。

Page Blanche
（パージュブランシュ）

「パージュブランシュ」はシャルドネ100%で造られるブランドブランです。
ブドウは特級畑「ヴェルズネイ」で育てられた樹齢50年の古木から収穫されます。
柑橘を主体とした味わいに、シャープな酸と輪郭のあるミネラルがしっかり溶け込んでいます。
余韻にはブリオッシュやクラッシュナッツの香ばしい風味が漂います。
新鮮なシーフードの前菜だけでなく、メイン料理として魚のローストにも合わせられます。

Anthologie
（アンソロジー）

「アンソロジー」はロゼタイプのシャンパンです。
ピノノワール90%、シャルドネ10%の比率で構成、全体の6%の分量の赤ワインをブレンドすることで、濃く艶やかな色合いのロゼシャンパンが完成します。
香り、味わいともに赤果実の風味が強く表現されており、チェリー・ストロベリー・ラズベリーなど複数果実の味わいが広がります。余韻にはオレンジピールのようなほろ苦さがアクセントとして現れます。
タルトなどフルーツのデザート、またはアジアンテイストの料理と合わせてお楽しみください。

Paradoxe
（パラドックス）

「パラドックス」はラブリュイエールが手掛けるブランドノワール。
アッサンブラージュはピノノワール100%、特級畑「ヴェルズネイ」のブドウを用い、ドサージュ0g/lで醸造されます。
赤果実だけでなくプラムやブラックカラントのような黒果実のニュアンスを持ち、厚みのある味わいが特徴です。前半はフルーティな果実味が溢れ、後半はかすかな塩気とミント・リコリスのようなハーブのアクセントとともに余韻を閉じます。

生産者情報

ラブリュイエールの起源は200年以上前に遡ります。ジャン・マリーがマコンに定住しブドウ栽培の開始した1850年が発端と言われています。そして数世代に渡りワイン経営を継承し、ブルゴーニュ、ボルドーとブドウ造りの領域を拡大し続けます。2012年にはシャンパーニュのグランクリュ「ヴェルズネイ」の土地を取得し、シャンパン造りという新たな挑戦を始めます。
現在はエドゥアール・ラブリュイエール氏がメゾンを運営しています。彼はブルゴーニュにおける実業家でもあり、長年培ってきたブルゴーニュのワイン造りのノウハウをシャンパン製造に活かし、優美で卓越した作品を生み出しています。

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• 2024年10月9日、記事内容を更新