Eric Rodezのシャンパン評価ガイド
Eric Rodezのパーカーポイント
Eric Rodezの種類
Cuvee des Crayeres（キュヴェ ド クレイエール）
Blanc de Blancs（ブラン ド ブラン）
Blanc de Noirs（ブラン ド ノワール）
Rose（ロゼ）
Dosage Zero（ドサージュ ゼロ）
Grands Vintages（グラン ヴィンテージ）
編集者のまとめ・コメント
生産者情報
Eric Rodezのパーカーポイント
Eric Rodez（エリック ロデス）は以下のパーカーポイント獲得実績を持っています。
全般的に評価が高く、全ての作品において90点前後のポイントを獲得しています。
| 種類（銘柄） | ヴィンテージ | パーカーポイント |
|---|---|---|
| Cuvee des Crayeres | NV | 89 |
| Blanc de Blancs | NV | 92 |
| Blanc de Noirs | NV | 91 |
| Rose | NV | 89+ |
| Dosage Zero | NV | 89 |
| Grands Vintages | NV | 92 |
Eric Rodezの種類
Eric Rodez（エリック ロデス）は次の種類のシャンパンを提供しています。
| 種類（銘柄） | ヴィンテージ | ブレンド比率 |
|---|---|---|
| Cuvee des Crayeres | NV | PN:60% CH:40% |
| Blanc de Blancs | NV | CH:100% |
| Blanc de Noirs | NV | PN:100% |
| Rose | NV | PN:75% CH:25% |
| Dosage Zero | 2012 | PN:70% CH:30% |
| Grands Vintages | 2012 | PN:70% CH:30% |
＜ブドウ品種の表記＞
PN＝Pinot Noir（ピノノワール）
CH＝Chardonnay（シャルドネ）
Cuvee des Crayeres
（キュヴェ ド クレイエール）
キュヴェ・ド・クレイエールは、エリックロデスのスタンダードシャンパンです。
ワインの20～25%をオークの小樽で醸造しており、奥深くまろやかな風味が表現されています。
フローラルな香りに、活き活きとした果実の風味が特徴的です。
Blanc de Blancs
（ブラン ド ブラン）
エリックロデスが手がけるシャルドネ100%のブラン ド ブランです。
レモンやピンクグレープフルーツの香り、時間が経つと白桃の果実味とブリオッシュの風味が浮き上がってきます。味わいに芯があり余韻まで緩みがありません。
ワインの70%をオーク小樽で醸造しているため、濃密でコクのあるシャンパンに仕上がっています。
Blanc de Noirs
（ブラン ド ノワール）
ピノノワール100%で造られるブラン・ド・ノワールです。
香りは力強くドライフルーツのニュアンスがあります。多種多様の赤果実を詰め合わせたような複雑味と密度のある余韻が長く続きます。ブラン・ド・ブランと同様にワインの70%はオークの小樽で醸造されます。
Rose
（ロゼ）
エリックロデスのロゼは、ピノノワール75%、シャルドネ25%のブレンドで造られます。
赤果実の風味に複雑さと濃密さを感じるのは、ワインの80%をオーク小樽で仕込む点が大きく影響しています。
果実の繊細な甘味を損なうことなく、上品に樽香が溶け込んだ逸品です。
Dosage Zero
（ドサージュ ゼロ）
糖分添加0gの作品「ドサージュゼロ」、白い花の香りとエキゾチックな果実の風味が飲み手の味覚を刺激します。自然ブドウから生み出される甘味は非常に複雑、ミネラル感と果実の旨味がお互いを高め合います。オーク小樽は80%のワインに使用されます。
Grands Vintages
（グラン ヴィンテージ）
グランヴィンテージは、ピノノワール70%、シャルドネ30%で造られます。
白い花と煮詰めた果実の香り、味わいは洋ナシ、カリン、ビワと言った黄色い果実風味にブリオッシュのアクセント、ワインの100%をオーク小樽で熟成するこの作品は、力強い余韻を持ち、成熟した果実とまろやかな樽の味わいを見事に融合させます。抜栓から圧倒的な存在感を持ち、時間と共に大きく変化する味わいには驚かされます。
編集者のまとめ・コメント
エリックロデスは1757年創業の老舗メゾン、モンターニュ・ド・ランスのアンボネイに拠点を構えています。
エリックロデスの作品で注目される点は「巧みな樽使い」
すべてのキュヴェに小樽を使用し、ブドウの特性に応じて樽の使用率を調整しています。
エリックロデスのシャンパンから漂う樽香の印象は「大胆」かつ「繊細」。
良質なブドウの条件下では樽香をしっかり溶かし込み、力強さと濃密さを表現、平均的なブドウに対しては、優しく樽風味を付けつつましく仕上げます。
彼の作品はまるでクラシック音楽の構成のように、明確な抑揚を表現しています。
樽の扱いから見られる、技術力と芸術性の高さは、他のメゾンをはるかに凌駕しています。
エリックロデスが、クリュッグのもとで修業を積んでいたというエピソードは有名ですが、
将来、エリックロデスの作り出す味が「クリュッグに近い味わいを表現するのか」「新たに独自の味わいを生み出すのか」導き出される結果が待ち遠しくて仕方がない。
生産者情報
Eric Rodez（エリック ロデス）は1757年に創業、9世代に渡りシャンパン造りを続ける歴史あるメゾンです。
| 設立年 | 1757年 |
|---|---|
| 生産拠点 | Montagne de Reims （モンターニュ・ド・ランス） |
| 業務形態 | RM （レコルタン・マニピュラン） |
Eric Rodez（エリック ロデス）は以下のWEB・SNSサービスで情報を配信しています。
| WEB・SNSサービス情報 | リンク情報 |
|---|---|
| 公式サイト | Eric Rodez |
- 2024年10月9日、記事内容を更新